キジトラの穴一家、猫を飼う

これまでのお話

キジトラの穴一家はおととしまで15年間ほどずっと犬を飼っていた。ちょこ(12歳、ラブラドール)を見送って半年ほど経った2015年春、兄弟猫を迎えたいと決心し、譲渡会や猫シェルターを家族でめぐるようになる。

今まで犬派だったのになぜ猫を飼うことになったのか?
それはここ数年ブラックタイガーがいろんな猫ブログを見て癒されていたこと、それと猫は今でもかなりの数が殺処分されていることがある。お金を払って購入するペットではなく、家族を必要としている子を迎えたい。そしてできれば兄弟で。2匹いるほうが猫達も安心だろうし、くっついて眠るかわいい姿を見ることができる。

そして、4月に成猫シェルターでフレンドリーな美猫に出会った。
猫初心者の一家が突然やってきたにも関わらず平気で近寄り猫じゃらしで遊び、なんと抱っこまでさせてくれるサービス精神。それがふーちゃんだった。

ボランティアさんに聞くと兄弟猫(てんてん)がいるらしい。この時ふーちゃんはもうすぐ1歳の若い猫で、以前このシェルターから一度里親さんに兄弟で引き取られ飼われていたが、家庭の事情でどうしても飼えなくなり、前の飼い主さんは泣きながらシェルターに兄弟を返したとのこと。キジトラの穴一家はさっそく兄弟で迎えることを決め、申し込み手続きを済ませ、その日は帰宅した。

つづく

コメント

  1. まぁたん より:

    ♡♡

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